飼い主とともに旅する、ごく一般的な家庭の伴侶犬。世界で最も人気のある家庭犬はラブラドール・レトリーバーやゴールデン・レトリーバーをはじめとする大型犬種であり、ホテルの体重制限で締め出されがちなのはまさにこうした犬である。
本基準において、家庭犬の目安はラブラドール大の犬とする。肩高約60cm(24in)・体重約35kg(77lb)までで、ラブラドール・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバー、スタンダード・プードルに相当する。これは参照点であって、犬種のリストでも最低基準でもない。この大きさの犬を無理なく受け入れる方針であれば、大小を問わずほぼすべての家庭犬を受け入れられる。この目安が重要なのは、それを下回る体重上限、たとえばよくある「10kg未満の犬のみ」といった制限が、最も人気のある家庭犬を締め出してしまうからである。
一般的な家庭犬を締め出すような大きさや体重の制限を、事業者の公開方針に理由を示さずに設けることは、本基準が明らかにしようとしている恣意的な制限にほかならない。